戯言
12月。今年も残すところあと1ヶ月、平成が終わるまで5ヶ月。
12月になってしまった。ということはつまり。
基本的に人間関係や趣味の切り替えは比較的早いタイプだと思っているので、ひと通り悲しんだ後は、「さあて情報局の名義12月から誰にすっかな」とか考えてた。不謹慎かよ。
そう、Love-tuneのメンバーであった真田佑馬くん、諸星翔希くん、萩谷慧悟くん、阿部顕嵐くん、長妻怜央くんの5人が、ジャニーズ事務所を去った。11月31日で、きっかりと。
そして森田美勇人くんは大晦日の12月31日付、最年長でリーダー的存在であった安井謙太郎君は3月31日付で退所することも決まってる。
ただ、何の予告もなく、といういつものスタイルではなく、きちんと情報局に「お知らせ」という形で知らされた。
ただただびっくりした。サークル中に何げなくスマホを開くと、ヲ友からのLINE。なんだか不穏な文章。「情報局見て」とのことで、そちらを覗くと、「ジャニーズJr.ないユニットLove-tuneに関してのお知らせ」の項目。泣きそうになった。ついでにそのせいでその後の練習に少しばかり支障をきたした。
こういった形での事実上グループ解散やメンバーの退所は、2000年に退所した小原裕貴氏以来だとか(Wikipedia参照)。2000年…私まだ3歳とかそこら…。
形式上ではあるものの、きちんと退所することが知らされたということに、動揺しつつも、やっぱりどこか割り切れるものもある、そんな気分。
しかも退所することになったのは一部のメンバーではなく、全員。
あの情報局のお知らせの内容がどこまできちんとした事実かはさておき、きちんと情報を公式が流してくれたこと、全員が仕事の都合上時期は違えど同じ「去る」決断をしたこと。
ヲタクのエゴだし、机上の空論や希望的観測にしかすぎないけれど、もしかしたら、いつか7人でまた何かやってくれるのではないかと、メンバーが口々に「またね」「絶対会うぞ」「夢って最高だろ」と言ってくれた言葉はきっと嘘にはならないだろうと、思ってしまうんだな、これが。
しかし、彼らが今後、引き続き違う事務所や劇団に入って芸能活動を続けるのか、はたまた完全に一般人に戻って学業なり新たな仕事なりに着手するのか、私たちヲタクというものはその動向をただひたすら受け止め、静かに見守るしかない、4がない存在なのである。
…でも、そんなしがない私たちにも、彼ら7人は沢山の愛を、勇気を、希望を、情を、そして感謝を、私たちの心のキャパシティーいっぱいに注いでくれた。
こんなにくれなくても、私たちがあげたいぐらいだよ。
でもね、やっぱりね、突然いなくなっちゃうとね、今までみんなからもらってた沢山のエネルギーの入った袋が、突然泥棒に盗まれたとか、穴を開けられて中身がどんどん外に出ちゃって回収できなくなったとか、そんな一瞬の出来事のようにさ、空っぽになった気分なんだよね。
うまく表現できないけど、多分、こういう気分。
もっと沢山、みんなをLove-tuneとして見ていたかったよ。
キラキラしている姿、重厚なサウンドを奏でる姿、おしくらまんじゅうみたいに皆でギュギュっとくっついてる姿、何より、7人が大口開けて笑ってる姿。
全部全部、見たかった。見たりないよ、たった2年8か月じゃ、全然全然、足りない。
ヲタクは強欲だよ、執拗だよ。
やっぱりこの状況、何かなきゃおかしいよって思っちゃうよ。
だから、身勝手だけど、今までLove-tuneを好きで、Love-tuneのために時間やお金を割いてきたヲタクは、7人がまたみんな集まって、ステージに立ってくれるその日のために、お帰りなさいを言うために、待ち続けるよ、何があっても。
さなぴ改め、真田佑馬くん。
メンバーから「おじいちゃん」と言われるほどの貫禄とほんわか感、それでいてハイテンションギタリストだったさなぴ。そのギャップにいつもめろめろ~ん、でした笑。
Jr.祭り2018の単独公演、侍唄での目を潤ませながらの伸びやかでハリのある歌声は、今も耳にこびりついています。
モロ改め、諸星翔希くん。
元々安井担だった私があなたの沼に落ちたのは紛れもなく、先輩A.B.C-Zのコンサートでサックスを吹き鳴らすあなたの姿を見たからです。
Love-tuneに入ってくれたおかげで、面白い面とダンスがうまい面だけじゃなく、歌がうまくて愛されキャラなのが発見できてとっても嬉しかったです。
萩ちゃん改め、萩谷慧悟くん。
とてもストイックでスマートな所、元々最年少だったのに7人になってから顕嵐とながつっていう弟ができてお兄ちゃんになっていくその姿、とても格好良くて素敵でした。
萩ちゃんがドラムを叩いている姿は、いつも力強くてエネルギッシュで、パワーを沢山沢山もらっていました。またこの耳で聴きたいな。
顕嵐ちゃん改め、阿部顕嵐くん。
去年は、メンバーの中で最も多忙を極めていたであろう顕嵐ちゃん。でもその期間で培われた演技力は、決してむだではありません。
名前負けしない格好良くて可愛いお顔と優しさと無邪気さとチャラさを絶妙に兼ね備えた声を生かしたお芝居、今後も期待しています。
ながつ改め、長妻怜央くん。
Love-tuneに入ったとき、きっと君が一番慣れない環境に戸惑ったと思います。それでも最後までこれたのは、頼もしいお兄ちゃんたちのおかげだね。
これからもきっとずっと、今と変わらない、無邪気で等身大で愛すべきおバカなLove-tuneのおっきな最年少でありますように。
”俺たち運命共同体!”
”なあ皆!?” ”そうだー!!”
”絶対また会うぞ!”
”まったねー!”
きっとまた会えるね?信じてるよ!
大好きでした。これからもきっとずっと、大好きです。
短い間だったけど、本当にお疲れさまでした。
___抱えてるこの崩れ落ちそうな心がひとつになれば、ほら、栄光が掴めるはずさ
___だから止まるんじゃねえ、つき進め、俺たちが聞いた未来の福音を目指して
Fin.
美勇人さん、安井さんの時はまたその都度つらつら書こうと思ってます。